奥日光の湯元温泉は、標高1,500mほどの高原にある温泉地です。夏でも涼しく、乳白色の濃い硫黄泉が湧いています。
子連れで宿を探していて気づいたのは、ここは貸切風呂が無料の宿が多いということでした。他の温泉地では有料が普通ですが、奥日光湯元には予約も要らず、空いていれば何度でも入れる宿があります。
この記事では奥日光湯元の8軒を、貸切風呂の条件・子ども料金・年齢制限の3点で並べました。下の子が未就学のうちは泊まれない宿もあるので、そこも先に確かめられます。
奥日光湯元温泉の子連れ向けの宿8選【一覧】
| ホテル・宿名 | 写真 | 参考価格 | 予約サイト | レビュー | 住所 | アクセス | 公式説明 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ゆ宿 美や川 | ![]() |
29,700円〜 | ★5.0 (62) | 栃木県 日光市湯元2514-1 | 日光駅よりバスで1時間15分東武バス湯ノ湖畔前より徒歩1分 | 貸切露天風呂と内湯(自家湧出)はすべてにごり湯の源泉掛け流し、定員20名まで創業90年の小さな湯宿 | |
| スパビレッジカマヤ別館 湯恵山荘 | ![]() |
15,000円〜 | ★4.2 (113) | 栃木県 日光市湯元2549-8先 | 東武日光線東武日光駅または、 JR日光線日光駅下車。 東武バスに乗り湯元温泉下車。 | 2月1日〜オールインクルーシブサービス開始!天の恵みの温泉と季節の地元食材が織りなす奥日光の特別な宿 | |
| 亀の井ホテル 奥日光湯元 | ![]() |
10,230円〜 | ★4.1 (1373) | 栃木県 日光市湯元2519 | 東武・JR日光駅より東武バスで80分(18時すぎ最終)「湖畔前」下車徒歩1分/日光宇都宮有料道路 清滝ICより車で60分 | ★高原の奥に広がる湖畔に佇む秘湯!綺麗な星空で有名な戦場ヶ原まで車で6分♪ | |
| 奥日光森のホテル | ![]() |
21,000円〜 | ★4.6 (594) | 栃木県 日光市湯元2551 | 東武・JR日光駅~バス75分~湯元温泉バスターミナル~徒歩2分/日光宇都宮道路清滝ICより約45分 日光東照宮~車60分 | 食事口コミ4.7、朝食高評価。硫黄泉の源泉かけ流しの湯と共に森の中の非日常空間をご堪能下さい。 | |
| 紫雲荘 | ![]() |
11,000円〜 | ★4.5 (59) | 栃木県 日光市湯元2541-1 | 東武バス 湯元温泉より徒歩にて2分 | 大自然に囲まれた静かな温泉地の心安らぐ小さな温泉宿です。ゆったりと、湯ったりとお過ごし下さい。 |
※参考価格は1泊/1名あたり(税込・サ込)の目安です
| 宿 | 貸切風呂 | 子ども料金 |
|---|---|---|
| ゆ宿 美や川 | 無料・予約不要・何度でも | — |
| スパビレッジカマヤ別館 湯恵山荘 | 無料・24時間・予約不要 | — |
| 亀の井ホテル 奥日光湯元 | — | —(離乳食・子供食器あり) |
| 奥日光森のホテル | 有料・当日予約制(45分間) | 小学生は大人料金の70%/幼児(3〜5歳)は大人料金の50% |
| かつら荘 | — | 小学生は大人料金の50%/食事なしの添い寝は無料 |
| 奥日光湯元の温泉宿ミノヤ | — | 小学生は大人料金の70%/幼児は食事・布団なしで定額 |
| 日光四季の宿 越後屋 | 無料(※条件あり) | — |
| 紫雲荘 | 貸切で利用可 | —(お部屋食を選べる) |
貸切風呂が無料で使える2軒
子連れで温泉に行くとき、大浴場に子どもを入れられるかは悩みどころです。奥日光湯元には貸切風呂を無料で使える宿があり、その心配が小さくなります。
ゆ宿 美や川|無料・予約不要で、空いていれば何度でも
貸切風呂は、自家源泉の内湯が2つと貸切露天風呂が2つ。ほかに特別室にも温泉が付いています。
4つとも無料で、予約も要りません。空いている風呂に「入浴中」の札を掛けて使う方式なので、子どもが寝る前に一度、朝にもう一度という入り方ができます。
食事は部屋食ではなく、朝夕とも「食事処ゆぜん」でいただく形です。畳に椅子とテーブルのスタイルなので、座敷で子どもが落ち着かないという心配は減ります。
スパビレッジカマヤ別館 湯恵山荘|家族風呂が24時間無料
家族で貸切にできる家族風呂があります。清掃時間を除いて24時間利用でき、料金は無料。予約も要らず、鍵をかけて使う方式。ひとりで使ってもかまいません。
24時間・無料・予約不要の3つがそろっているので、子どもが早起きしても遅くまで起きていても、時間を気にせず入れます。
赤ちゃん・小さな子ども連れで選ぶ2軒
赤ちゃんや小さな子どもを連れていくなら、食事まわりの用意が効いてきます。子ども料金がどの年齢から立つかも同じです。この2軒は、そこが公式サイトではっきりしています。
亀の井ホテル 奥日光湯元|離乳食も子供食器も用意されている
湯ノ湖の湖畔にあるホテルで、「平均最高気温は25℃! 避暑は東京から-10℃の奥日光で」と紹介しています。子ども向けの用意が、今回のなかではいちばん具体的でした。
幼児向けの離乳食、お子様向けの夕食、子供食器とエプロンが用意されています。夏期は夕食時にかき氷も出ます。離乳食まで用意している宿は多くありません。子供食器とエプロンまでそろうので、持ち物が減ります。
食事は朝夕ともビュッフェです。季節の食材や郷土料理を取り入れた和洋中のメニューで、ライブキッチンでは出来立てが出ます。好き嫌いのある子でも困りにくい形式です。
レンタサイクルは有料(60分あたりの料金)。マウンテンバイク、ファットバイク、シティサイクルのほかに子ども用自転車もあります。湖畔を走るときに便利です。
奥日光森のホテル|貸切家族風呂があり、子ども料金がはっきりしている
子ども料金が年齢で3段階に分かれています。小学生は大人料金の70%、幼児(3〜5歳)は大人料金の50%。3歳未満も、施設使用料と寝具使用料が別に立ちます。
線が年齢で引かれているぶん、家族の人数ぶんの見積もりが立てやすい宿です。3歳未満の分も忘れずに足しておいてください。
貸切家族風呂は有料で、45分間の当日予約制。宿泊でも日帰りでも使えます。使いたいならチェックイン時に押さえてください。
開放感のある大露天岩風呂は100%源泉掛け流しで、日光湯元温泉は「日本の名湯百選」に選ばれています。朝食は和も洋も味わえるバイキングです。
子ども料金で選ぶ3軒
奥日光湯元は同じ小学生でも、宿によって大人料金の50%と70%に分かれます。人数が多いほど差が出ます。
かつら荘|小学生が半額。食事なしの添い寝は無料
小学生は大人の50%です。今回調べたなかでは、いちばん安い設定でした。
幼児は、食事と布団の組み合わせで6通りに分かれます。二食付きで布団あり、夕食だけ付けて布団あり、朝食だけ付けて布団あり。ほかに食事だけで添い寝、布団だけで食事なし、そして食事も布団も付けない添い寝なら無料です。
下の子がまだ小さくて食事も布団も要らないなら、ここが一番安く収まります。
奥日光湯元の温泉宿ミノヤ|幼児は布団と食事の有無で決まる
小学生は大人料金の70%です。幼児も、食事と布団を付けるなら同じく大人料金の70%。食事も布団も付けない幼児だけは定額になります。
定額なので、大人の料金が高いプランを選ぶほど効き目が大きくなります。入湯税がかかるのは大人だけです。
「大人の方のみ、おひとり様入湯税150円いただいております。」
紫雲荘|全5部屋。お部屋食を選べる
組合サイトで「全5部屋の静かな宿」と紹介されている小さな宿です。食事はお部屋食と食堂食から選べますので、周りを気にせず食べたいときに向きます。
料理は野菜を中心にしたヘルシーな内容で、好評の豆乳鍋も入ります。春は山菜、夏は戦場ヶ原で育った高原野菜も登場。朝食はこだわりパンの自家製サンドイッチと和定食から選べます。
予約前に確かめたいこと
宿を決める前に、年齢の条件と湯の濃さの2つを見ておくと安心です。どちらも予約画面ではなく、宿のサイトに書かれています。
未就学の子どもが泊まれない宿が2軒あります
予約サイトの一覧には並びますが、この2軒は小学生以上が対象です。
やまみず樹「◆お子様ご宿泊条件◆ 小学生以上のお子様よりご宿泊いただけます。」
奥日光ゆの森「※当館では未就学のお子様の宿泊はご遠慮いただいております。」
未就学の子どもがいる場合は対象外なので、上の子だけ小学生という家族も一緒には泊まれません。
湯の濃さについて、宿が書いていること
奥日光湯元の湯は硫黄泉です。スパビレッジカマヤは組合サイトで「日本で4番目に濃いといわれる湯元温泉のお湯」と紹介しています。
この湯について、かつら荘が自身のサイトで書いている内容が次のとおりです。
「硫黄泉は、浴用・飲用とも、身体に強い作用を与えるため、病弱者・高齢者などは なるべく避けたほうがよいとされています。また赤ちゃんにも不向きと言えるでしょう。 そして皮膚や粘膜の弱い人は湯あたりや皮膚炎を起こしやすいので十分に注意して入浴してください。」
宿が自分から書いている内容です。入れるかどうかの判断は、お子さんの様子とかかりつけ医の意見で決めてください。心配なら、貸切風呂のある宿を選んで短時間だけにする、湯上がりに真水で流せる宿にする、といった選び方もあります。
よくある質問
子連れで奥日光湯元の宿を探すときに出てくる質問を、5つまとめました。
- Q奥日光湯元温泉で貸切風呂が無料の宿はありますか?
- A
あります。ゆ宿 美や川は無料で予約も要らず、空いていれば何度でも入れます。スパビレッジカマヤ別館 湯恵山荘の家族風呂も、清掃時間を除いて24時間、無料・予約不要です。一方、奥日光森のホテルの貸切家族風呂は有料で、45分間の当日予約制です(2026年8月9日確認)。
- Q子どもの宿泊料金はどのくらいですか?
- A
宿によって差があります。かつら荘は小学生が大人の50%、奥日光森のホテルと奥日光湯元の温泉宿ミノヤは小学生が大人料金の70%です。幼児はさらに条件で分かれます。かつら荘は食事も布団も付けない添い寝なら無料です。ミノヤは食事・布団なしなら定額、奥日光森のホテルは3歳未満に施設使用料と寝具使用料がかかります。
- Q子どもが泊まれない宿はありますか?
- A
未就学の子どもが泊まれない宿は2軒です。やまみず樹は「小学生以上のお子様よりご宿泊いただけます。」、奥日光ゆの森は「当館では未就学のお子様の宿泊はご遠慮いただいております。」という案内です。小学生以上であれば、どちらも対象になります。
- Q赤ちゃんを温泉に入れても大丈夫ですか?
- A
編集部では判断できません。かつら荘は自身のサイトで、硫黄泉についてこう書いています。「硫黄泉は、浴用・飲用とも、身体に強い作用を与えるため、病弱者・高齢者などは なるべく避けたほうがよいとされています。また赤ちゃんにも不向きと言えるでしょう。」奥日光湯元は硫黄泉で、スパビレッジカマヤは「日本で4番目に濃いといわれる湯元温泉のお湯」と紹介しています。お子さんの様子とかかりつけ医の意見で判断してください。
- Q夏でも涼しいですか?
- A
涼しいです。亀の井ホテル 奥日光湯元は「平均最高気温は25℃! 避暑は東京から-10℃の奥日光で」と案内しています。同ホテルは「ファミリー大歓迎! 涼しい奥日光でお子様と夏の思い出を♪」ともしています。夏休みの避暑として使えるエリアです。
まとめ|貸切風呂が無料かどうかで選び方が変わる
家族の事情ごとに、どの宿が向くかを並べておきます。
- 大浴場を避けて何度も入りたいなら、ゆ宿 美や川(無料・予約不要・何度でも)。
- 時間を気にせず入りたいなら、スパビレッジカマヤ別館 湯恵山荘(24時間無料)。
- 赤ちゃん連れで荷物を減らしたいなら、亀の井ホテル 奥日光湯元(離乳食・子供食器)。
- 費用を抑えたいなら、かつら荘(小学生は大人料金の50%・添い寝食事なし無料)。
- 部屋で食べたいなら、紫雲荘(お部屋食を選べる)。
- 見積もりをきっちり立てたいなら、奥日光森のホテル(年齢で3段階)。
奥日光湯元は宿の数が多くないぶん、貸切風呂の条件と子ども料金を先に見ておくと候補が絞れます。未就学の子どもがいる場合は、泊まれるかどうかを最初に確かめてください。
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